乾燥肌に。間違ったスキンケアしていませんか??
皆様こんにちは。Corte 宇佐美です。
乾燥肌を招く原因の一つが間違ったスキンケアです。毎日とろみのある化粧水でパッティングして、クリームを何回も塗りたくって保湿をしているつもりだけど全然乾燥が改善されない、なんて状態になっていませんか?
『ポイントは美容液』
美容液は保湿に効果のある成分がギュッと濃縮されている、栄養たっぷりのスキンケア用品です。化粧水・乳液・クリームよりもダントツで肌に一番必要な栄養分が美容液に詰まっています。多くの化粧品メーカーでも美容液の値段が1番高いのはこのためです。
美容液=○○という縛りはなく、保湿の他にも美白やシミ・シワ、毛穴などとにかくお肌の悩みによって商品の特徴も様々です。またテクスチャーも、「クリーム・ジェル・オイル」など数種類あります。
スキンケアにお金をかけるなら美容液は必須です。とにかくあれこれ塗るよりも、まずは美容液選びにこだわりましょう。
『美容液とクリームの違い』
美容液は「お肌に栄養や潤いを与える」役割で、クリームは「保湿成分を補うというよりは油分をメインに潤いを与えるもの」で、化粧水などの水分の蒸発を防ぎます。
『セラミドの種類と配合量が決め手!乾燥肌向けの美容液の選び方』
美容液は肌の悩みによって商品に特徴があります。中でも乾燥が気になる方にオススメの美容液は「セラミド」が入っている商品。
髪も同じ事を言えますが、セラミドとは脂質。極度の乾燥に効果があり、我々美容師の手荒れを修復するにもセラミドはかなり効果的です。
セラミドとは:上図のように、健康な肌の角質層は角質細胞がたくさんくっつきあった状態になっています。角質細胞と角質細胞は細胞間脂質によって繋ぎとめられていて、この細胞間脂質に含まれる成分の一つがセラミドです。
高い保湿力を持つ保湿成分で、表皮の角質層に存在するセラミドは角質層に水分を閉じ込めてくれるため、肌のうるおいを保つために欠かせません。セラミドは肌を外部の刺激から守る、バリア機能の働きをする大切な成分なのです。
セラミドが不足すると肌が乾燥してしまうのでセラミドが配合されている美容液を使い、保湿力を高めていくことがポイントです。
『セラミドの様々な成分』
セラミド1・・・水分保持機能、外部からの刺激や異物から肌を守る力が強い
セラミド2・・・水分を保持する力が強く、水分のバランスを保つ
セラミド3・・・水分保持機能、シワを浅くする
セラミド4・・・角質層のバリア機能を構築・維持
セラミド5・・・水分保持機能、ターンオーバー促進、シワを浅くする
『セラミドに安価を求めてはダメ』
セラミド成分が0.1%でも配合されていれば、配合成分が載っている所に「セラミド」と表記することができるのです。
プチプライスの美容液は配合量が少ないケースが多く、きちんとした配合量を求めるのであれば安価を求めてはダメです。
セラミドはある程度の量を塗布しないと効果がありません。成分の種類や含有量を満たした商品は、1本最低3000円以上するのが妥当、とよく言われます。それを規定の使用量をしっかり守ってケアして、初めて効果を得られると考えて下さい。化粧品の値段は、原材料だけでなく製造コストや広告費など様々な要素で変わりますが、選択の上でおよその目安を持つことは大切です。
美容液を塗る際、高いからといってケチケチして少量ずつ塗っては効果が現れません。しっかり適量を塗るようにしましょう。むしろ乾燥が気になる部分には重ねづけをすると、より保湿されます。
目のまわりや口元などは乾燥するとシワになりやすい部分で、こするとシミの原因にもなるので優しくなじませましょう。また、美容液を重ねた後は肌の奥に美容成分を入れ込むようにハンドプレスをしましょう。美容液が肌の奥まで浸透され、より効果を期待できます。
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